前鬼林道ゲ−ト〜前鬼川垢離取場こりとりばまで遡行【大峯】


秘境 前鬼川コバルトブルーとエメラルドグリーン♪


2009年08月30日(晴れ後曇)
レポはケルトさん 
 
                             
とうとう夏最後の沢歩き?かな〜。 
8月9日は、道の駅上北山に前夜泊で集合しましたが、朝から激しい雨と雷の為延期、今回天気予報は午前中曇り昼頃は晴れ!、なんとか雨だけは降らないでと心配な気持で前夜泊の為、家をPM10時半に出る。 
AM1時に道の駅に到着、磯やん組と合流し早々に就寝。
AM5時半起床、朝ごはんを食べてAM7時に前鬼林道ゲ−トへ向かう、国道から前鬼林道に入って行く曲がり角にあるベンチに数人の行者さんたちがいて、林道をしばらく走ると次は20人くらいの行者さん達が休憩中?、どうも朝方に山を下りて来たような感じ。
前回は、明神平で50頭近い鹿にあったが、今回は行者さんの団体に会った、最近団体好いているなぁと、次はどんな団体に出くわすのかな?楽しみ!(^◇^)
前鬼林道終点にAM8時前着。
それぞれ沢歩きの服装に着替えて、林道を少し戻り黒谷出合付近から前鬼川へ、磯やんとハリさんは今回前鬼川デビュー、いろんな表情がある前鬼川、とことん楽しんでもらいたいなぁと思いながら私もワクワクドキドキ!!

コ−ス スライドショ−
コースタイム(全行程約7時間・全歩行距離約6km)
林道終点P 08:00〜08:40二段10m滝09:05〜10:15湧水帯10:45〜11:10垢離取場(昼食)12:25〜〜13:20ナメ床13:55〜林道終点P15:00

←入渓。
今日は心配していた天気も思いのほか晴れていて沢の色が凄く綺麗に出ている、前回は水温が冷たすぎてほとんど撒いていたが今回はほとんど巻かず遡行するということでどんどんテンションが上がってくる。
沢の色が水色で綺麗〜バシャバシャと遡行!、大きな岩が立ちはだかると乗り越え進んで行くと第一弾の見どころ、二段10m滝に到着!
淵の色がコバルトブルーで感動的!ハリさんも「きれい〜!!」と歓声を上げ、早速写真撮影会。しかもハリさん「泳ぐ〜」と言って、ほんとに飛び込んじゃった。
←大岩下を通過。
びっくり!度胸があるなぁと感心していたら、水流に流されて見えなくなってしまう!、「わぁ〜どうしよう」と心配していたら、今日は水量がさほど多くないので、桃のようにドンブラコッコ!と上手く流され無事に生還された。「ホッf(^^;)」である。
上がって来たハリさん「楽しい〜もう一回入りたい〜」と無邪気!しかしpiccoloさんがまだまだ先があるから、帰りに又ここで遊びましょうと先を行く。

←飛び込み〜
左岸の垂らされたロープを伝って登り滝上へ、上にあがれば第二弾の見どころ滑床!〜だが、そこに行く前に水流が狭くなった激流の沢をハラハラドキドキしながら渡渉しないといけない。
そんな箇所が2つもあり、piccoloさんがうまくフォローをしてくれ3人とも無事に渡り切れ感動の滑床に到着〜、今回は水量が丁度いい具合で滑り台遊びをしてしばらく遊ぶ。
遊んでいるうちに少し曇ってきたので先を急ぐ。
沢をジャボジャボ進んで行くうちにゴ−ロ帯が出てきて、おっちらよじ登っては沢の中を行くを繰り返し前進、小滝はドボンしながらも乗り越えどんどん進んで行く。
←約120mのナメ。
しかしちょっと難易度のある小滝が現れpiccoloさんがフォローの為先に登り、次に私が行って大きな岩を乗り越えた先で待っておくように指示されたが、そこの岩にしがみつくのがやっとでどうやって次の場所へ移動すべきか考えても岩に足をかける場所がなく、磯やんハリさんも一か所の岩にしがみつく。
少し深かったが水に入り1.5mを泳いで向こうの岩場に行くしかないと覚悟を決め泳いだらなんとか行けた。この小滝を乗り越えてもまた小滝でたかだか1.5mだが流れがきつくて、向こうに渡るときはヒヤヒヤした。
しかしそんな難所も乗り越えたらコバルトブルーの淵がでてきて、色が濃い〜またも美しい〜 さっきの怖さなど忘れて、感動に浸る。

←湧き水帯。
ここまでくると小さな2cmあるかないかくらいのカエルがあっちゃこっちゃと飛んでいる。めちゃくちゃかわいい!!ヒキガエルもいるがこちらも手に乗せるとなかなか可愛く見える。
手足が生えはじめたオタマジャクシも可愛い!可愛いものづくし。
そうこうしているうちに第三段の見どころ、あちこちから湧き水流れてるミニナイアガラの滝に到着〜、どうもここでハリさんの袋に入れてたカメラが濡れて故障していることに気付く、先ほど泳いた時にバッグに水が浸入、袋に穴が開いていたようで濡れたらしい、沢にくるとこんなことになるので気をつけたい。私も2つ没にしてしまった経験がある。
←垢離取場。
とりあえず気を取り直して、ナイアガラを楽しむ!ありとあらゆるところから一か所に流れ込んでくる様は豪快!土中から湧き出ている水が滝となって本流に流れている。近くに行くとマイナスイオンも凄い!そろそろお腹もすいてきたので、昼食場所である垢離取場に向かう。ここから上流の沢の色は、コバルトブルーからエメラルドグリーンに変わる。
垢離取場手前の大岩を回り込んでいると声が聞こえ行者さんかなぁ?上がってみると10名くらいのパーティである、私たちが着くと先客は、宿坊へ向かう登山道の方に登って行ったので貸切状態となる。

←垢離取場下。
カップ麺と素麺の両方を持参しましたが、薄曇りながらも太陽が顔を覗かせそこそこ暑かったので素麺を作る、沢の水で冷ましたからか凄く美味しく感じた。デザートも食べ終えハリさんは大岩上でしばしお昼寝。
私とpiccoloさんは、その先にまだ行ったことがないので食後の散策に出かける、垢離取場の小滝を越えれば今までとは違った景色が現れる、先には二段7mくらいの滝がありその淵はものすごく濃いエメラルドグーンになっていて、日が差すとキラキラ光輝きとても美しい!!周りが岩壁に囲まれているので凄く神秘的!しばらくその景観に見惚れていました。
戻って早速磯やんとハリさんに報告、二人も見に行った、みんなで感動を分け合うって素敵!
←二段7m滝。
そちょっと雲行きが怪しくなってきたので下山開始、登山道はヒルが多いので沢を戻る。
一気に滑床まで戻ってきて水遊び開始!サイダーのように泡立つ淵にいきなり磯やんが飛び込む!びっくり!!午前中より少し水が冷たくなっていたから、全身浸かるのは無理かなぁと思っていただけに磯やんも度胸がある、凄い!続いてハリさんも飛び込む、二人を見ていたら行かないわけにはいかない、が飛び込むのにびびって滑り入りして泳いだが上がってきたら飛びこまなあかん!と言われ勇気を振り絞って飛び込む。
やってみたら楽しい!あとは水中メガネつけて川の中見たり、露天風呂風の溜まりに入ったりしながら遊んだ。

←サイダ−の中を泳ぐ?
遊びの場所を今回のメインの二段10m滝に移して、まっさきにハリさんが飛び込み続いて私、「キャ〜流される〜!」を三回も楽しんだ。
piccoloさんも飛び込むが流れに逆らい泳いでいく!凄いなぁ〜泳ぎが達者だわ!淵の真ん中まで泳ぎ立って手を挙げた。
真ん中は意外にも浅いようだ、それじゃ!と私も挑戦してみたが、流れに逆らえずドンブラコッコと流されて行くf(^^;)、腕のかく力がなく浮力も大きいようでo(;△;)o 真ん中には行けずじまい。
一通り遊んで皆さん堪能したので駐車場へ、すると駐車場脇に大きなテントが3つもあり中から街着の若いギャルがぞくぞく出てくる、何事ぞ?と車のところに行ってそこにいた女の子に聞くとキャニオニングツアーできたらしい。
←立てました〜♪。
20人くらいは居たように思う、この大きなテントは着替え用だったみたい。また団体に会ってしまった・・・面白い締めである【無茶苦茶ビジョが多かったなぁ!こんな山奥でスカ−ト履いたギャルに遭遇するとは(=^^=)by piccolo】。
ツアーの人たちは先に出て行って静かになった駐車場で着替え、道の駅の温泉に入ってさっぱり、帰りは吉野川沿いにある焼肉屋さんでお腹満腹にして帰路につきました。
お天気と楽しいメンバーに恵まれ、夏最後かなぁ?となる最高の沢歩きになりました。
みんなあちこち筋肉痛になってるだろうなぁ〜?
また行きましょうね!!
二段10m滝 ナメ露天風呂? いい色してるね〜
飛び込む〜♪ よこっ飛び〜♪ 頭大丈夫?


















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