前鬼林道ゲ−ト〜前鬼川垢離取場こりとりば先まで遡行【大峯】


前鬼川、神秘の世界へ〜♪


2010年07月25日(晴れのち曇のち雷雨)


メンバー じゅんさん・ヒデさん・YASSAN・チョリオさん・トリコローマさん・
  なべぞうさん・中野さん・みるくさん・piccolo・ケルト


レポはケルトさん
 
 
                             
久々の囲炉裏オフ会!!前日、早く起きなきゃと思うと眠れないまま出発時間になる。piccoloさんと待ち合わせ道の駅かみきたに向かう。
AM6時過ぎ道の駅到着〜、YASSAN・ヒデさん・トリコローマさん・チョリオさんが朝食をブルーシートの上でとっていた。
駐車場で朝から御飯を炊き本格的な朝食をとっているなぁと感心!じゅんさんは、柿の葉すし待ちだったので私たちが到着してやっと朝食となる。
みんなお腹いっぱいになったので、さあ出発するよ〜というところで、「なべぞうさんがまだ来てないよ」ん???piccoloさんが電話をしてみる、「道の駅についてますよ、今トイレ休憩しています、みなさんまだみたいですが」
あらっ?なべぞうさん道の駅間違ってるでぇ〜 一つ手前の道の駅かわかみに30分前から居るとのこと。piccoloさんが間違いを説明して、こちらに到着されるのを首をなが〜くして待つ。

待っている間に下の駐車場に「あれっみるくさんじゃないか?」とじゅんさんが言う、少し遠目だったので、皆は半信半疑? あちらの方もこちらを振り返って見ているようだが車に乗り込んで行ってしまった。
違うんじゃない?とかなんとか言いながらしていると、なべぞうさんがようやく到着〜。

今日のメンバー8名が揃ったので、自己紹介!!ここでpiccoloさんから今日のオフで守っていただきたいのは「好きな所を歩いてもらっていいですが、けっして単独で行動しない事、僕の目が届く範囲で行動して下さい」とお願いされる。

今日は、天気がよさそうだ!3回目の前鬼川はどんな景観を見せてくれるだろう?、すご〜く楽しみにしながら車で林道をクネクネ走行!!(●^o^●)

林道終点に着くと、なんとそこには中野さんとみるくさんご夫妻が(じゅんさん凄い!!)びっくり\(◎o◎)/!、前日に決まったらしくpiccoloオフはドタ参大歓迎でぇ〜す。中野さんとは2008年鈴鹿ダイラでのヤブオフ以来の再会。

メンバーは10名となりもう一度自己紹介!さあ〜皆さんの期待を胸にあのコバルトブルーが美しい前鬼川へと出発〜(^O^)/!

コ−ス スライドショ−
コースタイム(全行程約7時間・全歩行距離約6km)
林道終点P 08:00〜08:50二段10m滝09:05〜10:10湧水帯10:25〜11:05垢離取場上流(昼食)12:50〜〜14:00ナメ床14:15〜林道終点P15:20

←大岩下をくぐる。
林道を黒谷出合付近まで戻り、急なガレ場を落石させないようにと足元に気をつけて下りて行く。
100mくらい下るとそこは黒谷、沢を渡ればすぐに前鬼川へ出る。めちゃくちゃ天気がいい〜!水がきれい〜〜〜〜!!陽があたって水面もキラキラ〜〜〜!!!早速、暑いので沢の中をジャボジャボと入って行く「うわ〜気持ちいい〜〜〜」皆はどんな感じかしら?明るく開けた前鬼の美しさに皆、思い思いに感動してる様子、チョリオさんは「うわあ〜めちゃくちゃいいわ〜」と声高々にその感動を口にしている。
こういう言葉を聞くと嬉しくなってくる!「ね!!素敵な場所でしょ!!」もっともっと感動するよ〜〜〜〜みたいな、たくさんの感動と思い出を持って帰ってほしいなあ〜。
←二段10m滝。
piccoloさんを先頭に遡行!!沢の中を歩く方、できるだけ岩飛びする方、それぞれが好きなように歩かれ、これから出てくるめくるめく感動シーンを目指す。
無色透明で透き通って綺麗〜、水温もほどよい感じ。
進んで行くとところどころにある淵がコバルトブルーの色をつけている、また皆、感動してくれるかなぁ?と私までドキドキ!!コバルトブルーの淵を見ては感嘆の声・声・声!なんか今日は、凄く楽しい〜\(~o~)/みんなニコニコ笑顔がいっぱい!
大岩の下をくぐったり、大きな岩を登って越えたりで大変だけどアスレチック気分でおもしろい。
途中釣りに来てる方たちに会ったりしたので、心の中で釣り中に邪魔をしてごめんなさいと思いながら通らせてもらう。

←冷たいけどガマンして〜(=^_^=)(YASSAN写)
第一弾の見どころ二段10m滝に着きました〜、皆ザックを降ろしてしばし滝と淵を堪能!今日は、前に来た時より水量が多い!日が差しているからコバルトブルーがよりいっそう美しくみえる、piccoloさんチョリオさんは淵に飛び込んで泳いでる、楽しそう!!
私も泳ぎたいけどまだ全身濡れる勇気がなく、帰りにいっぱい泳ごうとその場は見て楽しむ。
YASSAN、ヒデさん、じゅんさんは写真をいっぱい撮って楽しんでいる、三人は今回が2回目だそう。
YASSANは、去年もオフ会に参加してくれてます!!
←難関渡渉(ヒデさん写)
淵を堪能したところで、遡行開始!!この滝は左岸のロープをつたって巻き登る、10名無事越えられるかしらと少し心配。
一番に登って滝上の難関渡渉を確認しなきゃと見に行く、やはり水量が多いので流れがきつく川幅が広くなっている。
先に来ていた、沢釣りの男性4名がロープを張って慎重に渡っている。
それを見て「こりゃ、まずいことになっている」 皆、渡れるだろうか?と心配になってくる。
「他に行けるルートないですか?」と聞いてみたが、ここを渡るしかないと言われ、とにかくpiccoloさんが登ってくるのを待っていると、そんな心配をよそにYASSANがスススッと渡って行く。

←ナメ〜。
今、目の前で男の人たちが危険そうにしていたのに、「え〜〜〜っ、YASSANやる〜」と思いながら、でも自分たちは慎重にいかないとと、piccoloさんが真ん中で橋渡し的にしてくれ、なんとか皆無事に渡渉。
ほっとしているのも束の間、次は岩が溝状となった流れの速い渡渉の難所も皆慎重に渡る。
そこを抜ければ第二の見所、長さが約120m幅は30mくらいになる滑床が出現!!でも今回は水量が多いので穏やかな滑になっていない、去年のように帰りにゆっくりと遊ぶ予定なので、とりあえずは先を行く。
←美しい〜。
澱みではオタマジャクシが気持ちよさげに揺れている、でも去年より少ない、去年は、踏んじゃう〜と言うくらいいっぱいいてたのに。
トリコローマさんが「おたまじゃくしがいてる〜」と驚いていた、こういうのって新鮮な驚きだと思う。
じゅんさんが沢芯を遡行、ルートとりは凄い!!今回、最年長なのですが果敢に攻めのルートを行く、カッコイイ!!その後をチョリオさんが追って行く、挑戦者だなぁと感心!。

←澄みきった沢を見ながら(ヒデさん写)
皆さん良い景色に感動しているものの、遡行に悪戦苦闘している姿も。
なべぞうさんの出で立ちは現場の人みたいだ、オレンジ色のヘルメットが目立つ!中でも見てておもしろいのが中野さんご夫妻、中野さんはみるくさんを気にする事なく思い思いのルートを行ってるのだ。
みるくさんは、山は1ヶ月・沢は2年ぶりなのに見ているとあまりサポートされていない、可哀相だと思っているとみるくさんも山はベテランだから大丈夫とじゅんさんが教えてくれた、あっそっか〜心配無用なのねと安心する。
ジャブジャブ(ヒデさん写)
そんな中、ここ一番の難所に来てしまった(-_-;)去年もここで危険を感じたが、今回は増水しているのでより一層危なそうな感じ。
どう考えても飛び込んで1.5m先の岩まで行くしかない。だが流れがきつそう・・・piccoloさんが飛び込んで、向こうの岩にたどりつき、ロープを出してこちらへ放り投げる準備をしている。
チョリオさんを見るとガクガクと震えている、寒い寒いと言っているので大丈夫かと心配になる、先の淵で泳ぎ全身ズブ濡れだから、身体の芯まで冷えてしまったみたいだ。
水温が低く全身濡れるには冷たすぎるように思う。

←何を見てたのかなぁ?(ヒデさん写)
チョリオさんは、左側の岩を乗り越えようとしているが、あまりにも高いから無謀だと思っていると身長が高く手足が長いのでなんとか登り切り、続いてひでさんもそちらからいったみたいだ。
他の人は、飛び込みを覚悟していたが、中野さんは右側の岩場をへつるみたい、でもあまり足がかりがなさそうでドボンしそうな感じなので、みるくさんが制止するが声が水音にかき消され届かない感じ、落ちたらどうしようと見守っているとこちらの心配をよそに向こう側まで行ってしまった、(@_@;)凄すぎる・・・みるくさんがあの人は、山のベテランだからと、かっこよすぎ〜さっすがぁ〜!。
←ここが一番の難所かな。
そんなことに感動している場合ではない、生死をわかつ瞬間が今である(そない大げさに書かなくてもf(^^;) by piccolo)じゅんさんがpiccoloさんが放り投げたロープをハ−ネスに付け飛び込む、無事向こう側に着いた。
次に私が飛び込み引き上げてもらうがpiccoloさんが立っている岩場の後ろも少し泳がないといけないがここも私には上に登るのが困難、中野さんにロープで引き上げてもらう。
残りの人たちも順番に飛び込む、piccoloさんは6人フォロ−しなといけないから大丈夫かと心配。
なんとか中野さんもフォロ−にまわってくれたので、そこも時間はかかったが皆無事に乗り越えられた。

←シュリンゲ1回千円なり〜(=^^=)(ヒデさん写)
さらなる難所が現れる、ここは大きな岩二つの隙間に足を挟ませpiccoloさんが軽快に登り、岩の上から手ほどきしてくれ皆が登るが、足が抜けへん〜!とかよじ登れない方が!その度にpiccoloさんがシュリンゲを垂らし「はぁ〜い!一回千円!やでぇ」と引っ張り上げてもらう方続出、自力で行ける人はがんばって登って行った。
最後はロープをつたって蟹の横ばいをしないといけない、誰も落ちませんようにと祈りながらなんとかクリア。 
じゅんさんとチョリオさんは、下の馬の背のような岩の方を登るルートを選択。
←湧き水そそぎ込む箱状廊下。
なんとか最後の危険個所を乗り越えたところで、コバルトブルーの箱状廊下が出てきた。
今までの怖さもどこえやら、めちゃくちゃきれいな景観がまた目の前に、皆感嘆の声を口々に感動している、感動はこれからよ〜と思いながら、私は先に行く。
皆もぞろぞろと上がってくる、湧水の流れが美しいミニナイアガラの滝に到着〜、マイナスイオンがスゴ〜イ〜。
しばし小休止、皆疲れているのかここではあまり散策されず腰を降ろし湧き水帯を眺めている、ヒデさんに下に下りたら気持ちいいよと教えると、早速下へ降りて行かれた。
360度あっちからこっちから、川が流れてくる〜 超すずしいー。

←湧き水滝に打たれ修行する(ヒデさん写)
休憩も終わり、あともうひと頑張り!湧水の川を右側に望み、そこでお昼の素麺用の水を汲み、大きな岩を乗り越え、沢芯をジャブジャブ、すだれ状の湧水の滝を鑑賞し、垢離取場に到着。
去年はここで昼食したけど今日はもう少し上流の滝前で昼食すると言うpiccoloさん。
湧き水帯を過ぎれば、沢の色がコバルトブルーからエメラルドグリーンに変わるがどちらもきれい〜、こんな水の色彩が楽しめるのは、ここだけ!!まもなくで綺麗な斜瀑の滝とエメラルドグリーンの淵がある昼食場所、やっとお昼だーーーーー。
本日のメニューは、素麺と柿の葉ずしと魚のみりん干し。
←今日の湧き水は水量豊富(ヒデさん写)
誰にも頼んでいないのにひでさんを筆頭に皆率先して、お昼の支度を手伝ってくださる。なんて気持ちがいいんでしょう〜、皆さんがテキパキと動いて下さり感動的!!(*^_^*)
私は素麺に入れる具材を切らねば、しそ・ミニトマト・きゅうり・かいわれだいこん!刻みネギとシイタケの甘辛煮、錦糸卵も用意素麺も18束全部使い切り。
湯であがったたものから、どんどん食べていく。柿の葉ずしもおいしい!!あぶりものもいける!皆で協力し合うとよりいっそうおいしくいただける。今回のメンバーは皆、素敵なひとばかり!!お腹も満腹〜(^ 0)=3ゲップゥ〜!

←昼食(YASSAN写)
ふと気付くと、遡行中の青空はなくどんよりとした曇に覆われている、なんかあやしい・・・と感じているとまた晴れ間が。
1時間くらいお昼休憩をとりお片付けをして下山、往路を戻る。
お昼ごろから登って来る方々と挨拶を交わす、人が増えてきた。
私たちは、今回の一番メインの沢遊びをナメのところまで戻ってしようと思っていたので、出来る限り巻き道を歩き往路の危険個所も回避しながら先を急ぐ。
ナメのとこまで無事に皆戻ってこれ小休止。
←ナメ〜♪。
さぁ〜遊ぶぞ〜!と張り切っナメの滑り台が出来そうなところを探す!YASSANと滑って遊ぶが、ふと気がつくと皆さん遊んでいない、あらん、皆疲れているのね〜、piccoloさんでさえ寒くて泳げない〜と嘆いている。
確かに、行きは凄く陽が差していたが、今はあやしい雲行きで今にも降りだしそうな雰囲気。
でもデザートはせっかくだから食べたいので、フルーツポンチを分け合い、早々に下山体制に入る。
雨がばらつきだし、先程見かけたパーティの人たちが下りてきた、若い女の子もいてpiccoloさんが羨ましがっていたので(`ー´)ノ☆)>o<)/バシィ!と一発お見舞いしたいところですが、同行させてもらえないのでf(^^;)。

←帰りは念の為ロ−プ使用(ヒデさん写)
あの二段10m滝上の渡渉は危険な箇所なので先程のパ−ティはロープを出して渡渉している、皆の疲労を考慮したpiccoloさん中野さんがロープを張って下さり渡って行く。
滝下へ降りるロープの所は、先程のパーティの人たちの下り待ち、やがて待っている間に雷が鳴り始める、夕立の様な雨がきそうだなあ・・・。
往路とこんなに天候が急変するか〜?さすが夏のお山も甘くみてはならないと思いながら、どっちみち濡れているから雨が降ってきてもまったく気にはならないけど。
←すんばらしい景観!。
ただ滑らないように気をつけていかないとと思い、速足ながらも足元には気を配って沢の中をジャバジャバしたり、脇に巻いたりとなんとか大雨にならないうちに駐車場まで戻れました。
よかった〜と思っているうちに土砂降りになり、いそいで車の中へ!皆、濡れたまま道の駅の温泉へ直行。
道の駅までくれば、雨も降っておらず温泉で汗を流し、冷えた身体を温めました、温泉から上がってくると、すでに筋肉痛が始まっており、翌日が恐ろしいなぁと感じながら、皆さんと談話してそれぞれ帰路に着きました!吉野まで戻れば、1時間前の涼しさはどこえやら?雨も降っていなかったようです。

←何度も訪れたくなる川です(ヒデさん写)
そして、家に帰ればムシムシむんむんのクソ暑さ、数時間前までは、あんなにも涼しいところに居たのが夢のような、翌日は案の定ひどい筋肉痛に悩まされロボット歩きにf(^^;) (ゼノールいっぱいぬったのに(T_T))。
今回、ご参加していただいた皆様のお陰で、凄く楽しいオフ会となりました、心からお礼申し上げます。
←僕居てないやん!f(^^;)。

        


次回も懲りずに参加してくださいませね〜。

                               ケルト
ゴッツイお尻なのでだいじょうぶ〜 ナメ〜 ナメあるき〜
よいこらしょ! 足がかりに注意して 昼食場所
垢離取場 湧き水帯 キ〜モチいい〜


















[PR]動画