前鬼林道ゲ−ト〜前鬼川垢離取場こりとりば【大峯】


うだる暑さを忘れさせてくれる涼しさ(=^^=)


2010年08月29日(曇時々晴れ)


 
                             
クソあつ〜〜い日々の連続Y(>_<、)Yこんな時はやっぱ前鬼川!!都会に暮らすケルトさんは“毎日が溶けてしまいそう〜前鬼にはいつ行くの〜?”と催促メ−ルf(^^;)、前鬼川の別世界が忘れられずにいるようで、“んじゃ29日に行きましょう”AM6時に待ち合わせ、24hス−パ−で昼食を買いだしR169を南下、口数が少なくなってきたケルトさんを見れば(-□-).。oOO グゥグゥ、まぁ夜中に起きているので睡眠不足だわね!でも僕にとっては運転に集中できるので好都合(=^^=)、道の駅かみきたを過ぎたところで乗用車の横転事故があったが、通行の妨げにならないように裏返っていたので難なく通過。
前鬼林道をクネクネ走行してるとケルトさんも\(´O`)/ ファ〜とお口覚め、機関銃のようなお口から“囲炉裏の人に出会うかなぁ?”“前鬼川オフ以降行ってる方が結構いるから出会いそうやなぁ〜”など会話しながら不動滝を見れば前回より水量も少ないので、“今日は遡行しやすいよ”にケルトさんのモチベ−ションは急上昇!すでに林道終点には10台の先着があり僕らも早速支度をして林道を黒谷出合まで戻る。

コ−ス
コースタイム(全行程約6時間・全歩行距離約6km)
林道終点P 08:00〜08:30二段10m滝08:45〜09:55湧水帯10:05〜10:35垢離取場上流(昼食)11:50〜〜12:35ナメ床13:00〜林道終点P14:00

←二段10m滝。
予報では昼までは快晴を期待していたがあいにくの曇り空、それでもコバルトブル−で迎えてくれる前鬼川、慣れるまでは少し冷たいがジャブジャブと腰まで浸かり歩き始める。
オフだと写真を撮る間があまりなかったけど今日は撮りまくるぞ〜!大岩の下をくぐり前回のオフでは流れが速く少し難儀だった左岸への渡渉も楽々通過、二段10m滝前で早々と休憩、素晴らしいコバルトブル−を満喫後は巻き道のロ−プを掴んで滝上へ、右岸への難関渡渉も水量が少なく難なく通過。
ナメは帰りにのんびり過ごそうという事でスル−。
コバルトブル−のサイダ−は何度見ても感激でついつい見入ってしますほど
←ナメあるき〜♪。
前回のオフではロ−プを出して通過した箇所、巻き道を利用すればすんなり通過できるけど楽しまないとね!チョリオさんはこの岩を登っていたなぁ!と挑戦、まぁ〜るい岩の手掛かり足掛かりを探るがどこにもない〜、手足のリ−チがまったく違うんや!無理やん!f(^^;)、中野さんはこちらの岩場をへつって行ったよな!おっ!なんとか行けそう!途中まで行くが“私には無理〜足届かへ〜ん”に呼び戻され、なんやかんやと20分のロス、結局巻き道をスタコラサッサ〜f(^^;)。
ここを過ぎればまもなくで箱状廊下と湧き水帯、ロ−プでのへつり越え真下まで沢中をジャブジャブ、水量が少ない時にしかこの場所にはこられないのでバンダナショット。

←湧き水その4。
湧き水帯が近づくにつれ周囲はヒンヤリとした空気に包まれ霧状となった飛沫が気持ちいい〜、昼食とコ−ヒ−タイムの水をペットボトルに入れ腰掛ける。
しばし360度圧巻の景色を堪能、時折曇り空からは滴が落ちてくるけど本降りになりそうな気配はなく、時が止まったような空間で“身近でこんな贅沢を味わえる大自然に感謝!”後続からは二人組み2パ−ティが通過、今日初めての挨拶を交わす。
天気が悪くなるようならここで引き返す事も考えていたが、なんとかもちそうなのでザックを背負い腰を上げる。
←すだれ状滝
すだれ状の滝も今日は穏やかで優しい雰囲気なのでここでもバンダナショットf(^^;)、やたらザックを置く回数が多くゆったりのんびり遡行で、今日やたらとお目にかかるヒキガエルとよく似たもんである。
垢離取場への岩場を上がると“あっ!piccoloさん”10数名の方が休憩しておられるその中に囲炉裏の方が3名、昼食も食べ終えてこれから三重(みかさね)の滝へ行くというので、ラ−メンをすすりながら見送る。
食べ終わる頃には他の方も三重の滝や上流へ移動され静かな聖地となる、コ−ヒ−を飲みながら岩場に寝そべっていると、時折日射しが差し込みゆったりとした時間が過ぎていく。

←ブチ?カスミ?サンショウウオ。
ふと足元の流れに目をやると“んん?サンショウウオか?”“サンショウウオおるでぇ〜”と言えば、すかさずすっ飛んでくるケルトさん(あんたも好きねぇ〜(=^^=))としばらく観察、小石を除けてみればそこにも3匹!写真を撮ろうと二人で捕獲するのにもう必死!オオダイガハラサンショウウオは動きが鈍かったのですぐに捕獲したが、このサンショウウオは忍者のように素早く小石の下に潜り込み姿を隠す!“あれぇ何処行ったんや〜(^^ゞ?”そこらじゅうの小石を取り除き“おった〜”“逃げた〜”を何度も繰り返しようやく手のひらに乗せ記念撮影f(^^;)。
←ナメのテラスにて。
石の隙間に潜り込みやすそうな平面頭、前足は4本に後ろ足は5本帰って調べてみたけれど、ブチなのかカスミサンショウウオなのか不明ではあるが両者共愛らしい顔にかわりはない。
モデルご苦労さんと放してあげる。そろそろ囲炉裏メンバ−も三重の滝から戻ってくる頃だろうから僕らも戻ろうと往路を辿りはじめ振り返れば囲炉裏メンバ−も戻ってきた、メンバ−は登山道を宿坊経由なので“お先に〜”と声をかける。
帰りは出来る限り巻き道を利用してズンズン下る〜、ナメテラスでザックを降ろしてオヤツタイム、コ−ヒ−&フル−ツの至福の時間である、“ここは寒いと感じるくらい涼しいけど大阪はうだる暑さやろね〜別世界から現実に戻るのがいややなぁ〜”とケルトさんがポツリ、すっかり前鬼川の魅力にとりつかかれたご様子(=^^=)。

←ヒキガエル君また来年くるね〜。
帰ろうかと言い出さない僕もまた前鬼川にはまっているf(^^;)が後ろ髪惹かれる思いで腰を上げダラダラしながらザックに荷物を詰めはじめる。
“もうこれで今シ−ズンの前鬼は終わりだねぇ〜”と名残惜しむケルトさん、いつもは黒谷の出合から林道に上がるのだが、ギリギリまで谷歩きしたいようなので、黒谷を歩き林道に詰め上がる前に水浴びを楽しんで今期の前鬼遡行を終了する。

帰りは薬師湯に浸かり休憩室で熟睡し過ぎ〜f(^^;)てから帰途につく。

涼しいです〜 コバルトブル−サイダ− カッパ滝
最高〜! 垢離取場 ブチ?カスミ?サンショウウオ


















[PR]動画