コバルトブルーの前鬼川で友人が沢デビュー!お楽しみはキャニオニングで降渓♪【大峯】



前鬼ファンが増えました~


レポはケルト


2014年07月21日(晴れ時々曇)

ヨイコラショ!

お友達のIちゃんとMちゃんをお誘いし、前鬼川を存分に楽しめる企画をした。沢デビューする二人に前鬼ブルーを楽しんでもらおう!!

駐車地に7時到着。すでに車がいっぱい止まっていた。私たちも用意をして、7時半頃出発~。



林道を少し戻り黒谷出合へと着地。先行する7人程のパーティの姿が見えたが他に確認出来ない。駐車台数からすれば、早くに出発された模様。


早々とプカプカ~♪

林道走行している時から、眼下に見える沢の様子を見て、感嘆の声を上げていたIちゃん。
いざ沢へと降りると二人共、感嘆の雄叫びを連発~,初心者の二人にとってはGOODな沢の水量とお天気。


さあ、早速沢へと入渓~ 「気持ちいい~~」の声を上げながら進んで行く。先週と違い水量や流れは激しくないので、ほとんど沢芯を楽しんで歩いていただく。


「何、これ、ムチャ楽しい~~」「わあ、透き通ったブルー」、岩をよじ登ったりもめちゃくちゃ楽しいみたい。


2段10m滝 落ち口

先行パーティも慣れない人が居るようで、シュリンゲ等でサポ-トしている。時間待ちしなくちゃならないので、高巻きして先行する。


2段10m滝手前までやってきた。piccoloさんが二人に「しばらくは、足元の石に気をつけて、下だけ見て進みや~」と、用心するような雰囲気の口調で言った。
二人は「足元足元!」と呟きながら、素直に下だけ見て進んでいる。


注意を促されていると思っていた二人に、「もう前見ていいよ~」と顔を上げた途端目の前には2段10m滝「わぁ~何これ!すご~い!きれい~」感激しまくり。


プカプカ~♪

一緒に行って、感動を声に出してくれるのって、同行の甲斐があるというか、こちらも嬉し楽しくなる。


この淵で遊ぶのは帰りの楽しみとして先へ進む。ここから左岸残置ロープを使って滝上へと高巻きするのを説明すると、Mちゃんが微妙な顔に変わった。


piccoloさんがサポートしながら難なく滝上へと登り、滝の落ち口を見学。あまりの景観の良さに先程の高巻きの恐怖心は消えたみたい。


滝上の渡渉もロープ不用で難なくクリア。


箱状廊下

第二の見所ナメ床の始まり始まり、丁度いい水量で右に左にと流れを楽しみながら進んで行く。


陽だまりテーブル(平な巨岩で勝手に命名)横のサイダーブルーにも「何これ~!!」を連発。帰りはここでも遊ぶからね。


湧水地帯・巨石帯と感動しながら先へと進む。


垢離取場まであと150m位の所で鼻を突く腐敗臭が漂ってきた、「うっ臭い・・・」「何か死んでるわ」とpiccoloさん。


プカプカ~

案の定、垢離取場20m手前右岸寄りの岩場で、鹿が流木に引っ掛かっているような感じで成仏していた(水流には浸かってなかったけれども…)。


途中、10cmほどのヒキガエルやヤマカガシを見ても驚かなかったけど、二人はこの場を見てさすがにビックリ!。先週に引き続き、体長7cm位くらいのブチサンショウウオとも出会えて、とっても可愛いいね!と共感してくれた。


貸切状態の垢離取場に到着、水量が少ないので遊べそうだが先にランチを済ませる。ランチ後、ライフジャケットを装着して少し上流のエメラルドグリーンの淵まで行く。


スライダー

やはりここも水量が少ない。先週の水量の1/3程度かな?。雲が広がり日陰となっているので、少し肌寒く泳ぐのは止めておくことに。暑かったら、泳いだのになぁ・・・。


垢離取場に戻る時、Iちゃんが小滝でスライダーを楽しんでいる、そのまま淵に流れ落ち流れに乗ってプカプカ~。私たちも後に続けとばかりに、スライダー&プカプカ~。


垢離取場の淵でもスライダーしてドボン。何度も来ているがこんな遊びをしたのは初めて。水量が少ないとめちゃ遊べる。


スライダー

パラパラと雨が降ってきたので、ザックを担ぎお楽しみでもある降渓キャニオニングのはじまり~(一度も宿坊への登山道を歩いた事が無いのは珍しいかもね)。


湧水スダレ滝までは巻き道を下る、異臭を感じないしキャニオニングの時間稼ぎ!!。


湧水帯へと戻ってきて、しばしここの景観を楽しみ、陽だまりテーブルまで戻ってきたら、4人のパーティが休憩中だった。


漂着~

ここのサイダーブルーの淵でスライダー遊び!おもしろいのは、ここのスライダーは少し捩れがある所を滑れば淵に着水する時くるりと廻ってしまう。


そのまま水流で流され下流の岩のところで止まるのでメチャおもしろい!童心に戻った気分で何度も滑って遊ぶ。


するとそれを見ていたパーティの方たち、こんな遊びがあるんだ!という感じで「私たちもやってみる」と順番に滑り出し、しばらく遊んでから垢離取場へと進んで行かれた。


プカプカ~

私たちもザックを背負って降渓するが、陽だまりテーブル左側から3m下の淵へとダイブ!。


私・Iちゃん・piccoloさんの順で飛び込み、Mちゃんがモジモジしているが、意を決してダイブ!!プカプカを楽しんでいる~♪


ナメ床まで戻ってきて、スライダーしながら降渓。Iちゃんは、深みを見つけては、流れに身を任せ凄く楽しんでいる。


1800円!!のライフジャケットが大活躍。


スライダー

ナメも終わりと言う所で、Mちゃんが深みの流れから抜け出せないようで、助けに入った私も抜け出せず(楽しんでいるんだけど水の流れで何処にも進めず状態になっていた)いた時、目と鼻の先に居た若者6人ぐらいのパーティのお兄さんが、手を差し伸べてくれ深みから脱出。


その中の女の子が「ここは大変そうですか?」と聞いてきたので、「ここは楽しいとこだよ」と言ったら、何かほっとした様な感じだった。沢が初めてなのかな?。


2段の滝まで戻ってきた。左岸側でpiccoloさんがカメラを構えてくれている。


プカプカ~

さあここで泳ぐぞ~ 入水~ 滝の流れでリバープール状態。大岩横を回り込むように流されて浅瀬まで。


なんか遊園地の急流すべりのよう!ライフジャケットと緩やかな流れでそんな感じになる。


岩と岩が狭くなる所は急に流れが速くなり、吸い込まれるように一瞬水の中へ引き込まれそうな感じになるが、また緩やかな流れになり浅瀬に漂着~。


まるで急流滑りでガクンと坂道を滑って平地に着地したときにびしょ濡れになる箇所に似ている。


この透明度!

面白い!!が、IちゃんMちゃんは、あまりにゆっくり流されるので、身体が冷え込んでしまったみたい。


私はサーフィン用のラッシュガードを着ているせいか平気だったが、低体温症になってはいけないので、次回にゆっくりと楽しもう。


黒谷出合までたっぷりと沢歩きを楽しみ、14時40分駐車地へと戻ったが、2~3台の車が減っていただけで、まだ戻られてる人が少ないようだったが、見所箇所がほとんど貸切状態だったのでラッキーだった。


ドブ~ン

IちゃんMちゃんも凄く楽しんでいただけたようです!


piccoloさんが「前鬼に行ったら絶対はまるで~」の言葉通り、すっかり虜になったみたいで装備も少しづつ揃える様子。


この夏はまだまだ前鬼でキャニオニングを楽しむのだ~♪おっとS谷も行かなくっちゃ!!



漂着~ スライダー スライダー
飛び込み~ 飛び込み~ サイダー
プカプカ~
プカプカ~ 飛び込み~ プカプカ~
ナメ床下流側 2段10m滝 2段10m滝
2段10m滝の淵 ブチサンショウウオ
オッタマげたー!! ウスタケ

               




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