木梶林道は何処までは入れるんだろう?
車を走らせながらちょこちょこ落石はあるものの、降車して除去する手間もなく地蔵谷出合50m手前まで入れた。用意をして、7時5分に出発~
出合の少し下流よりの所から木梶川本流へと下りて渡渉、地蔵谷右岸斜面をやや強引に登り水平道へ。
少し歩けばまもなくで道が崩れて無くなるので地蔵谷へと下りて行く。
やっぱりいいなぁ~(*^_^*)沢幅はこじんまりしているけど新緑のグリーンシャワーと苔の緑がお日様で輝いている!静かな沢を、長靴で渡渉を何度も繰り返し楽しむ。
地の緑は、ハシリドコロ・トリカブト・バイケイソウと花はまだだけど群生している。花が咲く頃は凄そうだ。僅かだけどニリンソウ・タニギキョウヒメレンゲも咲いている。
いろんな形の葉っぱや木々で緑の濃淡が綺麗だ。
沢もキラキラしている。
二又に出てきた、ここから沢を離れてシャクナゲ尾根へと登って行く。ちらっと上を見るとピンク色が顔を覗かせた。
「わああ、シャクナゲ咲いてるよ~」100mも上がれば、そこから満開のシャクナゲ道になった。ピンク・ピンク・ピンク!!\(~o~)/
シャクナゲのトンネルを歩いている~♪ピンク色で高揚感が上がる。真っ赤な蕾もまだある。
ピンク色の花びらの中に赤い点々模様が入っているのもある。
この尾根とその斜面以外のところには見た感じでは咲いていない。結構、長い道のりで咲いていた。
もうシャクナゲもなくなってきたところで、地面を見るとどんぐりがパカッと開いて地面に芽を出しているのがいくつも出てきた。一生懸命頑張っているみたい!
支尾根に出て、登りきると10時過ぎ伊勢辻山着。2月、大又からアベ山谷をラッセルしながら来て以来。今日もまぁまぁすっきりと見渡せる景観。
縦走路を南下して赤ゾレ方面へと移動。伊勢辻山南斜面から見る景色はまるで日本庭園のような情景で素敵!。
赤ゾレ山はショートカットして赤ゾレ池に着くと「上見てみ!」とpiccoloさんが言うので見たら、飛行機が飛んでいくのが見えた。飛行機雲が、機体のすぐ後ろでは虹色になっている。キレイ~!!「わあ素敵なのが見れたね」あんなの見たの初めてだ。
池の周囲を撮影後、まだ南下して馬駆ヶ辻から馬駆ヶ場へと縦走路を離れ左折れする。ここも好きな山の庭園歩き~♪。
色々と写真を撮りながら歩いていると前を行くはずのpiccoloさんの姿が見えなくなった。あれっとキョロキョロしていると後ろのこんもりとしたアセビの木影から出てきた。
「こっちへ来てみ」と行ってみると、なんとびっくり!!赤松根元のアセビの陰で、何本かのギンリョウソウが顔を出そうとしている。「隠れるようにひっそりとこんな所に!これは分からないわ」シャクナゲ尾根で見なかったから諦めていただけにラッキー!
12時近くなったので、山の庭園の中でランチタイム。陽射しが気持ちよくてお昼寝がしたくなるくらいぽかぽかしている。
食後はシ-トの上で寝転びまったりとした時間を過ごす‘あ~帰りたくなくなっちゃうなぁ~’1時間ほどの昼食休憩を過ごして腰を上げる。
尚も山の庭園を歩いていると、変わった木の花をpiccoloさんがまたまた発見!!黄緑の色合いも独特で形も可憐。パフスリーブのような形で可愛い~。
少し登り坂となり踏み跡を左に逸れて枝尾根を下りはじめ、シロヤシオ尾根の様子はどうかなぁ?
すぐにシロヤシオが群生しているが、花はまだ咲いていなくこれも次回の楽しみだ。
枝尾根途中からゼエノ谷へと急斜面を下っていく。
シャクナゲ尾根ほどではないけど、またまたピンクピンク!!を楽しみながら~♪。
やがてシャクナゲもなくなり、木を掴みながらジグザグにゲキ下ればゼエノ谷へ着地。
お日様も高くなってるので、沢のキラキラ感が半端無く輝いている!ゼエノ谷も、なんとも言えない素敵な沢。
右左岸をゆっくりと楽しみながら沢を下りて行く。
見所の連瀑の滝も相変わらず素敵。
左岸水平道から眼下の沢を覗き見ながら下って行くと、先程のシロヤシオ尾根先端の道に合流すれば、ここにもパラパラとシャクナゲが咲いていた。
木漏れ日でキラキラの沢歩きと、登り下りの尾根でピンクのシャクナゲを見られたのは、とても幸せ気分!
また6月も楽しみたいなぁ~。
ドングリの芽生え | ||
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ギンリョウソウ | ヒメレンゲ | 惜しい!サンリンソウやったのに!! |
ワチガイソウ | ||
ゼエノ谷 | ゼエノ谷 | |
ゼエノ谷 | レインボーな飛行機雲 | |